「抗炎症作用」が大切な理由とは?
- 敦博 森内
- 6月20日
- 読了時間: 2分
「抗炎症作用」と聞くと、ケガや腫れのときだけの話と思われがちですが、実は私たちが日々健康でいるためにとても重要な働きです。
◆ そもそも「炎症」とは?
炎症とは、体が何かの異常やストレスに反応して起こる防御反応のこと。風邪やケガをしたときに赤く腫れたり熱が出るのもその一例です。短期間で治る炎症(急性炎症)は体にとって必要な反応ですが、問題なのは慢性的な炎症。
たとえば、
睡眠不足
精神的ストレス
食生活の乱れ
運動不足などが続くと、体内で「見えない炎症」がじわじわと起こり続けます。
◆ 慢性炎症が引き起こすリスク
この「慢性炎症」は、自覚がないまま生活習慣病や老化、肌トラブル、肥満、メンタル不調の原因になります。最近では、うつ病や認知症、がんとも関係していることがわかってきました。
つまり、体の不調の“根っこ”には、炎症が関わっている可能性があるということです。
◆ 抗炎症作用を高めるには?
抗炎症作用とは、体内の過剰な炎症を抑える働きのこと。以下の習慣がカギになります:
バランスの取れた食事(オメガ3脂肪酸、野菜、果物など)
適度な運動(ウォーキングや筋トレも◎)
質の良い睡眠
ストレス管理(呼吸法や瞑想など)
これらを意識するだけで、体の炎症レベルを下げ、病気予防やアンチエイジングにもつながります。
まとめ
抗炎症作用を高めることは、体を守るだけでなく、疲れにくさ・肌の調子・メンタルの安定など、すべてに好影響をもたらします。「なんとなく不調」が続く方は、まずは炎症を抑える生活習慣を心がけてみてください。
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