なぜ続かない?“3日坊主”の正体と続けるための3つの対策
- 敦博 森内
- 6月13日
- 読了時間: 2分
「運動を始めたけど、3日でやめちゃった…」
「ダイエットも最初だけやる気が出るけど続かない」
そんな“3日坊主”に悩んでいる人は少なくありません。
実はこれ、あなたの意志が弱いわけではなく、人間の脳の仕組みに原因があるんです。
■ 脳は「変化」を嫌う
人間の脳は変化よりも“現状維持”を好むようにできています。これは「ホメオスタシス(恒常性)」という性質で、急な習慣の変化をストレスとして感じ、元に戻そうとする働きがあるためです。つまり、最初の3日間は“脳が抵抗する時期”。この壁を越えられれば、徐々に習慣化しやすくなります。
続けるための3つの対策
① 小さな目標にする
「毎日1時間運動」よりも「まずは3分ストレッチ」。小さな成功体験を積むことで、脳は「できた」という快感を覚え、徐々に行動が定着します。
② 記録・可視化する
カレンダーに〇をつける、アプリで記録するなど、“見える進歩”が継続のモチベーションになります。これを「可視化のモチベーション効果」と呼びます。
③ 習慣のトリガーを決める
「朝起きたらストレッチ」「歯磨きの後に5分筋トレ」など、すでに習慣化されている行動にくっつけると、忘れにくく、脳が覚えやすくなります。
まとめ
3日坊主は、気合や根性だけでは乗り越えられない“脳の仕組み”の壁。それを理解し、小さく・楽しく・続けられる形に工夫すれば、誰でも習慣化できます。大切なのは「完璧より継続」。今日もまずは一歩だけ、始めてみましょう。
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