頭を使うと消費カロリーは増えるのか?
- 敦博 森内
- 8月16日
- 読了時間: 2分
【頭を使うとカロリーを消費するのか?】脳疲労とエネルギー消費の真実
勉強や集中作業のあと、まるで数時間の有酸素運動をした後のような疲労感を覚えることはありませんか?
「これだけ疲れたのだから、きっとカロリーもたくさん消費しているはず!」と思う方も多いでしょう。
では実際、脳を酷使するとどれくらいカロリーを消費するのかを科学的に見ていきます。

脳が消費するカロリーの実際
研究によると、脳は安静時でも体全体の消費カロリーの約20%を使っています。しかし、何もしていないときと集中作業をしているときの差は、実はわずか数kcal程度しかありません。
脳は「必要な分だけエネルギーを使う省エネ設計」になっており、作業中だからといって大幅に消費が増えるわけではないのです。
それでも感じる「脳疲労」の理由
カロリー消費が少ないにもかかわらず、長時間の集中作業で強い疲労感を覚えるのはなぜでしょうか?
それは、脳が常に情報を処理し、状況を予測し続けているため。カロリーの消費量が増えなくても、神経伝達物質の消耗や精神的ストレスによって疲労感が蓄積されます。
脳疲労をためないための休憩法
ポモドーロ・テクニック(25分作業+5分休憩)
短時間の軽いストレッチや散歩
カフェインを控えた温かい飲み物でリラックス
定期的に休憩を入れることで、集中力を維持しやすくなります☕️
まとめ
頭を使う作業によるカロリー消費量は意外と少ないですが、脳疲労は確実に蓄積します。「脳を鍛える」だけでなく、適度な休憩を取り入れてパフォーマンスを最大化させましょう。
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