トレーニング効果は男女で違いがあるのか
- 敦博 森内
- 8月18日
- 読了時間: 2分

1. 男性と女性の筋肉は「スタート地点」が違う
研究によると、男性と女性の筋肉は分子レベルで異なる特徴を持っています。
男性の筋肉:瞬発力に優れた「速筋」タイプ。糖をエネルギーに変える酵素が多い。
女性の筋肉:持久力に強い「遅筋」タイプ。脂肪をエネルギーに変える仕組みが発達。
また、遺伝子のスイッチを調整する「DNAメチル化」にも差があり、初期段階では男女の筋肉は明確に異なる性質を持っているのです。
2. 単発の運動でも反応が違う
1回だけ有酸素運動を行った場合でも、男女で反応は異なります。
女性 → 糖を使う回路(解糖系・TCA回路)が活発化
男性 → ミトコンドリアや酸化ストレス対策の遺伝子が活発化
つまり、たった1回の運動でも男女で筋肉の反応に違いが見られるのです。
3. 継続すると男女差は小さくなる
しかし、この違いは継続的なトレーニングによって小さくなります。8週間(約2か月)の有酸素運動を続けると…
男女ともに「エネルギーを効率的につくるタンパク質」が185種類も増加
初期の男女差はほとんどなくなる
つまり、運動を継続すれば男女ともに似たように強い筋肉に変化していくのです。
✅ まとめ
最初は「男性の筋肉」「女性の筋肉」に性質の違いがありますが、継続すればその差は縮まります。大切なのは性別ではなく、自分に合った運動を続けることです💪✨

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