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食欲ホルモン

  • 執筆者の写真: 敦博 森内
    敦博 森内
  • 2024年10月16日
  • 読了時間: 3分

「太っている人は、理性を抑える力が足りない!」

「怠けているから太るんだ!」


このような心無い言葉を投げかけられた経験がある方もいると聞きます。

しかし私はそうは思いません。



長らくパーソナルトレーナーとして活動をしていると、

食欲と理性は必ずしも結びつかない、ということがわかります。




その証拠に社会的な地位を獲得している大手企業の役員さん、会社経営者さんでも、

かなり体格の大きい方はいらっしゃいます。

そんな方が自分をコントロールする力が足りないとは考えにくいです。




食欲ホルモン

今日の本題はこちらです。


人は胃や膵臓からグレリンという食欲増進ホルモンを出し、

脂肪細胞からレプチンという食欲抑制ホルモンを分泌します。

やがてこれらは、脳にある視床下部に到達し食欲調整の機能を果たします。




レプチン抵抗性(ホルモン異常)

食欲が止まらない方は、このレプチン抵抗性という言葉に着目すると良いかと思います。


一般的に体脂肪(脂肪細胞)が多ければ多いほど、レプチンの分泌量が増え、食欲を抑える働きが増えるはずです。

しかしある一定の肥満度を超えると、視床下部がレプチンの信号を受け取れきれないという事態が起こります。



これがレプチン抵抗性です。



では、視床下部がレプチンの信号を再度正しく受け取るには・・・

これは正確には対処法が分かっていません。




しかしながら、このエラーは体の炎症反応とも言えます。

炎症を抑えるには、正しい生活リズム、栄養の高い食事、科学的な食べものを避ける(加工食品)が必要となります。


ですので、まずは食欲異常を感じたら規則正しい生活をすることから始めると良いです!


・24時までには布団に入れているか

・寝る前にスマホを触っていないか

・6~7時間の睡眠が取れているか

・湯船には浸かっているのか

・太陽の日差しを浴びれているのか

・適度に運動はできているか


まずはこのチェックリストを満点にしてみてください!



まとめ

「太っている人は、理性を抑える力が足りない!」

「怠けているから太るんだ!」


こんな言葉は無視して、食べ過ぎてしまう原因をロジカルに分析して、

正しく管理をしていけば必ず変化が見えます!



時に根性論は必要かもしれませんが、基本的には習慣を変えれば体型は変わります。

上手く人体を理解して上手にボディメイクをしましょう!

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