【新栄の専門家が解説】腰痛の原因は“筋肉と筋膜”にあり?|正しく知って根本改善へ
- 敦博 森内
- 7月16日
- 読了時間: 3分
「ストレッチしても腰痛がなかなか良くならない…」
「レントゲンでは異常なしと言われたのに、ずっと違和感がある」
そんな慢性的な腰の痛み。実はその多くが、筋肉や筋膜の“状態の悪さ”が引き金になっています。
今回は、腰痛に関わる筋肉や筋膜とは何か?なぜ状態が悪くなるのか?を、パーソナルジム「ボディメイクジム ミラ」(名古屋・新栄)が専門的にわかりやすく解説します。
◆ 腰痛の約85%は“非特異的腰痛”
整形外科での診断で「異常なし」とされる腰痛の大半は、骨や神経の明確な損傷がない非特異的腰痛です。その内訳の多くを占めているのが、筋・筋膜性腰痛。
つまり、筋肉や筋膜のこわばり・癒着・アンバランスなどが、腰痛の本質的な原因になっていることが多いのです。
◆ 腰痛に関わる主な筋肉と筋膜
✅ 腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)
体幹の前側、腰椎から股関節へつながる重要な筋肉。猫背や長時間座り姿勢で縮みやすく、骨盤の前傾・腰の反りすぎを助長します。
✅ 多裂筋
背骨のすぐ横を支える小さな筋肉群。姿勢保持に重要ですが、弱って硬くなると背骨の安定性が失われ、過緊張による痛みにつながります。
✅ 腰背筋膜(胸腰筋膜)
広背筋・脊柱起立筋などと連携する体幹の“張力ネットワーク”。姿勢の崩れや過負荷で硬くなりやすく、**筋膜性疼痛症候群(MPS)**の一因にも。
✅ 殿筋群(中臀筋・小臀筋)
股関節の安定に関与する筋肉。ここが働かないと、腰部に代償的な負担がかかり、**「立ってるだけで腰が重い」**といった症状の原因になります。
◆ なぜ筋肉・筋膜の状態が悪くなるのか?
1. 長時間の座り姿勢
同じ姿勢で座り続けると、筋肉が使われずに縮んだまま固まる。腸腰筋や腰背筋膜が短縮し、骨盤の傾きや姿勢の乱れが起きます。
2. 運動不足やアンバランスな動作
特定の筋肉だけが使われ、他が使われないと、筋力のアンバランス→動作の代償→痛みのサイクルが生まれます。
3. ストレスや呼吸の浅さ
精神的ストレスは、交感神経を優位にして筋肉の緊張を促進。また浅い呼吸は横隔膜の可動性を下げ、体幹の連動が崩れやすくなります。
◆ 対処法:筋肉×筋膜を整える3つのポイント
1. 可動域の回復(ストレッチ+筋膜リリース)
一部だけを伸ばすのではなく、動作連鎖でほぐすことが重要です。特に「胸郭→股関節→足裏」まで含めた全体のつながりがカギになります。
2. 正しいトレーニング
筋トレといっても、負荷より“正しいフォーム”と“呼吸”が大切です。当ジムでは、腰に負担をかけず、体幹と殿筋を活性化するエクササイズを個別に設計しています。
3. 日常動作の改善
座り方・立ち方・歩き方の見直しが根本改善につながります。特に「反り腰+猫背」の姿勢は、腰部への慢性的なストレスとなります。
◆ 腰痛改善は“セルフケア+プロの視点”が近道
慢性腰痛は、“自己流のストレッチやマッサージ”だけでは改善が難しいこともあります。そこで重要なのが、姿勢や体の使い方を見直し、再教育するプロのサポートです。
名古屋・新栄にある《ボディメイクジム ミラ》では、
姿勢評価・動作分析
筋膜・関節の動きを整えるエクササイズ
運動×呼吸×栄養での腰痛ケアなど、総合的にサポートしています。
📍 ボディメイクジム ミラ(名古屋・新栄)愛知県名古屋市中区新栄1丁目43-12 ザレジデンス新栄401
📱 腰痛改善のご相談・体験予約 → https://lin.ee/TwxyM5X

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